第15回畑田塾

主催:畑田家住宅活用保存会
後援:羽曳野市・羽曳野市教育委員会
協賛:大阪大学総合学術博物館

羽曳野市郡戸にある畑田家住宅は江戸時代から村の大切な役割を果たしてきました。今でも明治時代の建物の様子がよく残り、国の大切で残さなければならない建物として登録されています。この古くて広い部屋や庭を使って、勉強やスポーツ・芸術などいろいろな先生による実験や実技を見ながらその楽しさを紹介する塾を開いています。未来を担う子供たちが、世界の人々の幸せに貢献できる市民に育ってくれることを願ってのことです。

先生方といろいろと話し合いをしながら将来の進路を見つけるきっかけになればと思います。未来の世界を支える皆さん方の積極的な参加をお待ちしています。保護者の方も一緒にお越し頂ければ幸いです。

 月日:平成24年3月25日(日)
 時間:午前10時30分から午後3時30分まで
 場所:国の登録文化財 畑田家住宅(羽曳野市郡戸470、電話 072−955−4101)


オルゴールを科学する
 大阪大学名誉教授・畑田家当主  畑田耕一

オルゴールといえば、円筒形のシリンダーに植えつけた爪で櫛歯をはじくシリンダーオルゴールを思い浮かべられる方が多いと思いますが、円盤を交換することでいくつもの曲を演奏できるディスクオルゴール、手廻しパイプオルガン、オルゴールの機構を応用した精巧な玩具などいろいろなものがあります。この集いでは、美しく、やさしい音色を奏でるこれらのオルゴールを耳と目で楽しみながら、オルゴールの名前の由来、時計工業と深くかかわる生い立ちと発展の歴史、豊かな音色の底にある科学の秘密などをお話いたします。写真の手廻しパイプオルガンは山梨県清里に工房を構える脇田直紀氏が畑田家のために心をこめて作って下さった作品です。世界に一つ、畑田家にしかないオルゴールも演奏いたします。
また、ガラスアート作家畑田美智子の自然を写した魅力的な作品を味わいながらオルゴールを楽しんでいただく音とガラスのコラボレーションも行います。
奮ってご参加下さい。お待ちしております。


いろんな音でリズム遊び

 関西二期会・相愛大学講師  畑田弘美 

音楽には、「メロディ」「リズム」「ハーモニー」の3つの要素が必要です。その中でも、一番容易に楽しめるものは、「リズム」ではないでしょうか。手と手を合わせて叩くだけで、もうリズムが生まれます。それを、一人ではなく複数で合わせると、もっと複雑なリズムが飛び出します。また、世界中には珍しい打楽器が数限りなく存在します。ちょっと見ただけでは、写真のように、どのようにして扱うのか、よく分からないものもあります。その奏法をお教えしますので、実際に音を出してみて下さい。
でも、そのような楽器を使わなくても、普段の生活の中にも、2つの物をカチンと合わせると音がします。「これとこれを合わせたら、どんな音がするのかな?」と叩いてみたくなります。普段なら、「お行儀が悪い」と叱られるところを、この日だけは思いっきり遊んでみましょう。そして、身体と耳をよ〜く働かせて、みんな一緒に、このスペシャル音楽会を楽しみましょう。


対 象 :小学5・6年生から中学・高校生まで(出来れば保護者も一緒にご参加ください)
 (保護者同伴の場合は、その旨お書き添え下さい。)

 
参 加 費 : 無料です。ただし、昼食と飲み物はお持ち下さい。 

申し込み:参加ご希望の場合は、往復はがきに「第12回畑田塾申し込み」・住所・氏名・学校名・学年・年齢・電話番号・返信用宛名 を書いて
 〒583−8585 (住所記入不要)羽曳野市教育委員会 社会教育課までお申込み下さい。また、このホームページからも申し込みができます。ここをクリックしてください。

申込締切は2012年3月18日(必着)

お問い合わせは畑田家住宅活用保存会 072-762-7495


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