畑田家住宅(登録有形文化財)を一般公開! 一般公開 平成11年6月に国の有形文化財に登録された畑田家住宅は、羽曳野市郡戸の旧家で、田の字型の主屋や長屋門とそれに続く2棟の蔵や納屋などは明治時代の屋敷構えの趣きをよく残しています。この貴重な文化財を一般に公開しますので、奮ってご参加ください。 日時 2014年3月16日(日)10時30分〜12時00分 参加 往復はがきに「一般公開」、住所・氏名・年齢・参加人数を明記し、〒583-8585 (住所記入不要) |
科学フォーラム「太陽光発電の現状と未来」 大阪大学産業科学研究所教授 小林 光 太陽光エネルギーを直接電気に変換する太陽電池は、近年、特に地球環境問題の観点から将来の再生可能エネルギー源として期待と重要性が高まっています。わが国では昨年から、太陽光発電システムにより発電した電気の全量買取り制度か導入され、昨年度の太陽光発電システムの導入量は倍増し2GW(200万kW)を上回りました。一方、世界の太陽電池の生産を見ると、中国・台湾を中心とする新興国の太陽電池工場増設と生産量の急激な拡大にともない供給過剰に陥り、最近の太陽電池モジュール価格は前年に比べ半分以下に低下しました。そのため多くの太陽電池メーカーが経営難に直面していますが、発電コスト低減は順調に進み、既に20円/kWhを切っていると推測されます。太陽電池は他の大量生産製品と同様に、生産量が増えると価格が安くなる傾向があり、導入量拡大にともない更なる発電コスト低減が期待されます。今後の太陽光発電の課題は、太陽電池の更なる高効率化と低コスト化、設置工事などのシステムコストの低減であります。昨年、日本に導入された2GWの太陽電池は、原子力発電所約0.5基分に相当します。したがって、太陽電池の導入量を10倍に増やせば、数年で原子力発電に依存しない社会が実現できることになります。太陽光発電とエネルギー政策の今後のあり方を参加者の皆様と一緒に考えてみたいと思います。
定員:先着40名 問合せ先 畑田家住宅活用保存会 п@072-762-7495
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