畑田家住宅(登録有形文化財)の特別見学!
同時開催
第21回畑田塾「自分探しの旅をしてみませんか」―科学、音楽、美術を通しての提言― 


主催:畑田家住宅活用保存会

後援:羽曳野市・羽曳野市教育委員会

協賛:大阪大学総合学術博物館

一般公開

 平成11年6月に国の登録有形文化財に登録された畑田家住宅は、羽曳野市郡戸の旧家で、田の字型の主屋や長屋門とそれに続く2棟の蔵や納屋などは明治時代の屋敷構えの趣きをよく残しています。この貴重な文化財を一般に公開しますので、奮ってご参加ください。

日時 2018年3月18日(日)10時30分~12時00分

場所 国の登録有形文化財「畑田家住宅」(羽曳野市郡戸470、電話072-955-4101)

参加 往復はがきに「一般公開」、住所・氏名・年齢・参加人数を明記し、〒583-8585 (住所記入不要)
羽曳野市教育委員会文化財保護課へ  ℡:072-958-1111  ホームページからも申し込めます。ここをクリックして下さい。下記の畑田塾にも参加される方は、1枚の往復はがきにお書きください。

申込締切:2018年3月5日
費用 無料

第21回畑田塾「自分探しの旅をしてみませんか」―科学、音楽、美術を通しての提言―  

 人はそれぞれに唯一無二の生を受け、育まれ、学び、働くなかで自己を形づくっていく、自分探しの旅をしているのでしょう。今回の畑田塾では、それぞれに分野の異なる3人の講師がどのようにしてその仕事に出会い、何を考え、何を求めて自分探しの旅を歩んできたかを語ります。その一端を以下にご紹介します。

 高分子科学者 北山辰樹(大阪大学名誉教授)   理科が特別に得意科目でもなかった私が理系を選び、科学の中でも化学を選んだのは高校時代の人との出会いと偶然によります。高校一年のクラスで出会った4人組の仲間の一人がある日突然「化学部に入ろう」と言い出し、言い出した本人が早々に退部してしまい、成り行きで二年生のあいだ部長を務める羽目になりました。他の科目より化学が身近になって、大学は化学を選びました。それが一生の仕事、職業になろうとは夢にも思いませんでした。

 声楽家 畑田弘美(相愛大学・相愛高校講師、関西二期会会員)  子供のころからただただ歌うのが好きでこの道に入りましたが、学べば学ぶほど音楽の奥深さを知る喜びに導かれて、プロとして舞台に立つようになりました。女性が個人として音楽家になることの難しさも経験し、今は教える立場になって、声楽の技術を伝える難しさを実感しています。

 画家 中村貞夫(宝塚大学非常勤講師、畑田家住宅活用保存会会長)  油絵を始めたのは、高校の頃。3年生で、小磯良平画伯らが率いる新制作派(のちの新制作協会)の展覧会に入選したのをきっかけに画家としての人生をスタートさせようと思いました。小磯氏の「これからの画家には教養が大切だよ」というひと言がきっかけで、大阪大学文学部へと進みました。絵の表現に迷い、悩むとき、画家ばかりでなく、哲学者や数学者のことばに目を開かせられることがしばしばあります。

 参加者の皆さん一人ひとりにとっても、これまでのことを振り返り、あるいはこれからのことを考え、お互いに語り合える機会になること、さらには、自分では気付かなかった能力を見つけ出す、新しい自分探しの旅のヒントが見つかることを願っています。

日時20183月18日(日) 13時30分~16時30分

場所 国の登録有形文化財「畑田家住宅」(羽曳野市郡戸470、電話072-955-4101)

定員:先着40名
参加:往復はがきに「畑田塾」、住所・氏名・年齢・参加人数を明記し、〒583-8585 (住所記入不要)羽曳野市教育委員会文化財保護課へ ℡:0729-58-1111 このホームページからも申し込めます。ここをクリックして下さい。

申込締切:2018年3月5日
費用:無料

問合せ先 畑田家住宅活用保存会 ℡ 072-762-7495