畑田家住宅(登録有形文化財)を一般公開!
同時開催   古民家フォーラム   「古民家に学ぶ」


主催:畑田家住宅活用保存会

後援:羽曳野市・羽曳野市教育委員会

協賛:大阪大学総合学術博物館

一般公開

 平成11年6月に国の登録有形文化財に登録された畑田家住宅は、羽曳野市郡戸の旧家で、田の字型の主屋や長屋門とそれに続く2棟の蔵や納屋などは明治時代の屋敷構えの趣きをよく残しています。この貴重な文化財を一般に公開しますので、奮ってご参加ください。

日時 2019年3月10日(日) 10時30分~12時00分

場所 国の登録有形文化財「畑田家住宅」(羽曳野市郡戸470、電話072-955-4101)

参加 往復はがきに「一般公開」、住所・氏名・年齢・参加人数を明記し、〒583-8585 (住所記入不要)
羽曳野市教育委員会社会教育課へ;  TEL:072-958-1111  
 下記のフォーラムにも参加される方は、1枚の往復はがきにお書きください。
☆ホームページからも申し込めます。ここをクリックして下さい

申込締切:2019年2月28日
費用:無料

古民家フォーラム   「古民家に学ぶ」

               寺西興一、青山修司、吉村堯、細見克、地村邦夫

 フォーラム「古民家に学ぶ」は文化財関係者の寺西興一、青山修司、吉村堯、細見克、地村邦夫の5氏それぞれから以下のようなお話をお聞きしたあと、参加者も一緒になって地域の文化財のお話に花を咲かせようという新しい試みである。
 寺西興一氏は大阪府国登録有形文化財所有者の会会長で登録文化財の寺西家住宅、寺西家阿倍野長屋の持主である。この4軒長屋は長屋としては全国初の登録文化財で、現在は全てがいわゆる懐かしさの中で食事のできる飲食店に変身し、阿倍野区の名所になっている。また、昨年、貝塚市で古民家(国登録有形文化財旧吉村家住宅)を購入された。これらの経験をもとに文化財のあり方を論じていただけるものと思う。
 青山修司氏は、1921年食料品商野田源次郎氏の住宅としての建造物を近代建築に愛着があった修司氏の祖父が買い取ったビルを、天井や壁の彫刻を生かしつつ、事務所、教室、喫茶店、レストランとして活用している。彼は自身のビルの活用・保存にとどまらず、一般古民家の建築基準法、消防法、相続税法にかかわる諸問題についてもお話をする予定である。
 吉村堯氏は、畿内の代表的な近世豪農の住居として1937年に主屋が民家としては最初の国宝指定を受け、1950年には重要文化財に再指定された吉村家住宅の当主である。この主屋は、何度も増改築を経て、原型がかなり崩れていたが、昭和26年から28年に亘る解体復元修理により、約400年前の姿に復元されている。吉村家は江戸中期以降、丹北、八上(現在の羽曳野、松原、八尾、大阪市)の両郡内十八ヶ村の大庄屋をつとめている。吉村堯氏には吉村家住宅の歴史と国宝指定後のいろいろな苦労話をお話しいただく予定である。
 細見克氏は、大阪南河内地域の恵まれた歴史文化遺産をまるごと野外博物館と考え、その環境の子供、観光客などを含めて地域の人々による保護・継承の推進を目的とする法人「史遊会」の会長さんである。彼は、数ある歴史遺産の中で古民家は大変重要なもので、持ち主と地域の人たちが一体となって守っていかねばならない大事な遺産であることを強く主張する一人である。
 財団法人大阪府文化財センター学芸課学芸員の地村邦夫氏には登録文化財を含む文化財建造物の今後の在り方とそれに対する市民の対処についての総括的なお話をいただくことになっている。
 複数の演者によるお話と参加者も一緒になっての古民家についての話し合いという楽しさいっぱいのフォーラムである。多くの方々のご参加を期待している。

日時  2019年3月10日(日)  13時30分~16時30分

場所 国の登録有形文化財「畑田家住宅」(羽曳野市郡戸470、電話072-955-4101)

定員:先着40名
参加:往復はがきに「文学フォーラム」、住所・氏名・年齢・参加人数を明記し、〒583-8585 (住所記入不要)羽曳野市教育委員会社会教育課へ TEL:0729-58-1111 
 ☆ このホームページからも申し込めます。ここをクリックして下さい。

申込締切:2019年2月28日
費用:無料

問合せ先 畑田家住宅活用保存会 TEL:072-762-7495