第13回畑田塾
<2011年   私たちの四季、音楽とガラスの世界に遊ぶ>
 ―ピアノとヴァイオリンのコンサートとガラスのコラボレーション―


主催:畑田家住宅活用保存会
後援:羽曳野市・羽曳野市教育委員会
協賛:大阪大学総合学術博物館


ヴァイオリン 木野雅之
ピアノ     吉山 輝
ガラスアート 畑田美智子


プログラム
メンデルスゾーン:春の歌
フィビヒ:夏の夕べ
レスピーギ:秋の詩
イザイ:冬の歌
ヴィヴァルディ:四季
 四季折々の自然をガラスに映したガラスアートと音楽のコラボレーションによるヴァイオリンとピアノとガラスの幻想的世界を味わっていただく初めての試みでした。畑田家住宅の木のぬくもりと柔らかい音、庭の緑に包まれての鑑賞はコンサートホールでは味わえない、心に残る会になりました。
 四季の曲をそれぞれ選んでもらい、ガラスの作品の四季折々を見ながら演奏でした。ガラスの春の桜の作品を観ることにより演奏の曲が春であることをイメージし、より曲の広がりと深みを味わうことが出来たように思います。お互い視覚と聴覚を刺激することにより曲を耳で聞きイメージを膨らませました。相乗作用・効果を期待したのですが、参加者にどれだけ効果があったのでしょうか。はっきりとは分かりませんが、単なるコンサートよりは、演奏に対する印象の強い、いつもとは違ったコンサートであったと思います。これからもいろいろなコラボレーションを行っていきたいと思っています。


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