児山家住宅：｢ナヤ・ミュージアム｣作りをしている。見て楽しむだけではなく、作ることを楽しむミュージアムである。所有者はじめ、いろいろな世代・職業のボランティアの人達で、第2･4(水)は資料整理、月末の土・日の土壁ワークショップをしている。府立堺東高校探求講座、精華高校環境福祉コースの授業も受け入れている。古い民家の空気に実際に触れて、その良さや歴史を体験的に感じてもらいたい、エコロジーや伝統的技術を伝承していきたいというのがわれわれの願いである。｢ナヤ・ミュージアム｣の名付け親は中井正弘さん(堺学研究所主宰)、 文字通り納屋や門長屋を改修しているのと、中世堺の｢納屋衆｣の自治の心意気でやっていこうというものである。年数回｢市民学芸員講座｣を開催して、一般の方にも参加して頂く機会を設けている。
山田家住宅：「山田家住宅保存活用協議会」主催で毎月第4日曜日（12月を除く）を一般公開日とし、コンサート、展示会等のイベントと米蔵を民俗資料館として同時公開します。公開当日は「泉南案内人の会」メンバーによる説明があります。平成17年は、1月の大正琴の演奏会と切り絵展に始まり、11月のハンドベル演奏会で締めくくりました。5月には篠笛＆シンセサイザーのプロ奏者によるコンサートを行い、10・11月には「紀泉古民家スタンプラリー」に参加しました。12月11日の京阪・南海電鉄主催「熊野街道ウォーク」には891名の来訪者がありました。この空間に居るとホッとする、癒されると喜んでいただいて居ります。是非一度お出かけくださいませ。（公開日は午前１０時〜午後４時、演奏会 は午後２時から）